畳の採寸について

Measurement

採寸とは

新しく畳を製作する前には、必ず「採寸」という作業を行います。
採寸は当店だけの作業ではなく、殆どすべての畳屋が行う作業です。(置き畳などを除く)

「採寸」とは、畳を入れるお部屋に実際に訪問し、正確な寸法を測り、その部屋にピッタリの畳を作るための大事な行程です。
採寸の技術にも、畳店によって差があります。当店は新畳を作る場合、この採寸を極めて丁寧に行い、部屋の寸法を正確に測ることにより、新しい畳がぴったりとお部屋に収まるように作ることができます。

採寸作業風景

なぜ採寸が必要なのでしょうか。

よくお客様から
「なぜ部屋の設計図があるのに、採寸をするのか?」
「うちは京間だからサイズは決まってるでしょ?」
「新築したばかりだから、採寸の必要はないでしょ」
などという、質問を頂きます。
しかし、設計図などの寸法通りに畳を作ってもピッタリとお部屋に合う事は、まずありません。

お部屋は完全な長方形ではありません。

すべての部屋は設計図に記載されている寸法と比べると、そのサイズ、コーナーの角度などは僅かな誤差があります。どんなに腕の良い大工さんが施工しても、寸分の狂いもなく完璧に図面通りの寸法になることはありません。
特に自然の素材である木材を使いますので、多少の誤差があるのは当然です。

皆さんが生活する上で、部屋の正確な寸法を気にすることは無いと思いますが、畳を隙間なくピッタリ敷き込む為には、正確な寸法を測る採寸が、必ず必要になります。

このように採寸は、築年数が古い建物だけではなく、新築物件でも必ず必要になります。
もちろん、同じ建物の同じ畳数のお部屋でも、部屋によって作られる畳のサイズは違ってきます。

部屋のゆがみ例

部屋のゆがみ例

採寸を行わないと

採寸を行わずに畳を作ると、「お部屋のサイズの誤差」「コーナーの角度が完全な直角ではない」「柱の出っ張り」「壁面の反り」などが原因で、敷き込む際に必ずトラブルが発生します。

畳と壁の間に隙間ができる。

もしお部屋のサイズ内に畳が収まっても、採寸を行わない場合、壁と畳との間に必ず隙間ができます。
畳に隙間ができると、チリやホコリがたまり易いばかりか、害虫などの温床になります。
また、畳が動きやすくなり、畳が傷みやすくもなります。当然、快適面、安全面で問題があります。

畳は天然素材を多く使いますので、経年により乾燥し少しずつ痩せていきます。最初にできた隙間は、どんどん広がり続けます。

畳が入らなくなる。

お部屋のサイズが小さい、反りや出っ張りがあるなどのケースでは、当然畳を入れることが出来なくなります。
「畳は柔らかいから無理やり押し込んだら入るだろ」と、思われる方もいらっしゃいますが、その様に畳の形を変えてしまうと、イグサが切れてしまい、そこから傷み易くなります。

畳が入らない場合は、当然作り直しとなり、結果的に高くつくこととなります。
※当店では、採寸なしで納品することはありませんので、実際にその様なケースはありません。

隙間

▲ サイズ・角の角度の誤差などで、隙間ができたり、畳が入らない事があります。

畳が入らない

▲ 壁面の反りや出っ張りなどで、隙間ができたり、畳が入らない事があります。

  • 採寸について、ご不明な点等ございましたら、お気軽にご相談ください。
  • 畳の上に家具などがある場合でも、当店のスタッフが移動させていただきます。
  • 当店の畳価格には採寸料金が含まれています。
    無料出張エリア以外は、作業員の交通費は別途実費としてご負担いただきます。
    また、上記以外のエリアの場合、出張費がかかる場合がございますので、予めご了承くださいませ。
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京たたみを日本全国、世界中へお届けします。

ご依頼から、作業完了までの流れをご説明いたします。

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