畳を知る

Knowledge of Tatami

畳の選び方

畳は一見同じように見えても、材料等の違いで多くの種類があります。
用途や住環境に合った畳を選ぶためには、
畳の品質を大きく左右する「畳表」と「畳床」の選び方を知ることが重要です。
それぞれの特徴を知って、賢い畳選びをしましょう。

1 「畳表」の選び方

「国産イグサ」にこだわる

国産畳表

国産畳表

  • 品質で選ぶなら一押しです。

    国産のイグサは一般的に高品質なものがほとんどで、イグサ本来の弾力性耐久性を保持し、見た目にも変色やムラのない畳表ができます。価格が安い中国産に比べ長く使っていただけるので、結果的に経済的な場合もあります。

  • 普及品から特選品まで幅広い用途に対応。

    国産イグサといっても、種類、品質は様々ですが、当店では安定した品質のものを、信頼できる産地より直接仕入れ、確かな目利きで等級付けされたイグサを畳表にしています。
    当店では、「最高級京たたみ」はもちろん、一般畳でも中級以上の畳には、全て国産イグサを使用します。

「中国産イグサ」は価格が魅力

  • 安いことから、急速に普及

    中国産イグサの畳表は価格が安いことから、近年、集合住宅や賃貸物件などのほとんどで使用されています。

  • 国産イグサとの比較

    国産畳表と中国産の比較

    上:国産 / 下:中国産

    最近では、日本企業の技術指導などもあり、以前より品質の向上は見られますが、一般的には国産イグサと比較すると以下の様な点があげられます。

    • 国産に比べ約1ヶ月早く、未成熟のまま収穫されるため、表面がモロく折れやすい。また、イグサの中身の密度を重視しない傾向が強く、踏むたびに大きく変形するため、耐久性に難があります。
    • 輸出の際の虫、カビ対策として、短時間に強く乾燥させるため、乾燥のしすぎで表面が傷み、全体の弾力性が失われます。
    • 等級による選別が均一でなく、品質、色味などにムラが多い。また、色を統一させるために色加工をすることが多く、自然の風合いが損なわれるばかりか、結果的に剥げて衣服に着いたり、日焼けなどが目立つケースが多く見受けられます。
  • 中国産をお勧めする用途

    • 賃貸物件、アパートなど、一定期間で畳表を入れ替える住宅に。
    • 子供部屋など、畳表に激しく負担のかかる部屋などに。
    • 中国産でも上級ランクのものは、コストパフォーマンスが期待できるので、居間や寝室など、幅広い用途でご利用していただけます。

「和紙表」「建材表」は様々なバリエーションとお手入れの簡単さが魅力です。

和紙表の畳
  • 日焼け、汚れ、カビに強く、お手入れが簡単です。

    天然の和紙やポリプロピレンを原料として、イグサ風に仕上げた畳表です。
    イグサの畳表にくらべ耐久性が有り、変色もほとんどなくダニやカビの発生も抑えますが、イグサの香りやリフレッシュ効果は無く、価格は割高になります。

  • 豊富なカラーバリエーションがあり、様々な部屋に合わせられます。

    お部屋の雰囲気に合わせたり、自由に好みの色を使うことが出来るのが、和紙表・建材表です。様々なカラーバリエーションが用意されています。

織り込むイグサの本数や、経糸(たていと)の素材も品質を左右します。

  • イグサの本数は多いほど、高品質の畳になります。

    織り込まれるイグサの本数が多ければ、当然織り目が詰まります。目が詰まり、厚くてきめ細やかになった畳表は、美しく、耐久性にすぐれたものとなります。
    当然、イグサの本数が多いほど、高品質であり価格も高くなります。

  • 経糸は、丈夫な麻、リーズナブルな綿

    「経糸」は、織り込むイグサの本数が多い場合、丈夫な「麻」を4本、または「麻2本・綿2本」で使います。
    イグサの本数が少ない普及品は、経糸の本数も2本となり、素材も「綿」のみを使用します。

    • 備後麻麻

      備後麻4本

    • 中国糸糸

      中国綿2本

畳表は実際に見て、触って選ぶのが一番です。
当店では畳表のサンプルをご用意しています。ぜひ一度ご相談ください。

他にも、「琉球表」「目積表」など縁なし畳によく使われるものや、床の間用の「竜髭表」など、様々な用途やお好みに応じてご提案させたいただきます。

2 「畳床」の選び方

天然素材100%、快適さと、耐久性に優れた「藁床(ワラ床)」

藁床
  • 藁が呼吸をして、快適な住空間をつくります。

    藁床は呼吸をしながら、吸湿・放湿を行うため、お部屋の調湿効果があります。
    また、藁同士に空気の層があるため、天然の高い保温効果が、自然素材ならではの快適さをもたらしてくれます。

  • 耐久力、復元力が強い

    上質な藁床は、耐湿耐久性が優れているため、お手入れを怠らなければ、非常に長持ちします。
    また、藁床は縦横にわらを敷いてあるので、表替えなどで何回縫ってもボロボロになるようなことはありません。

  • 足触り、踏み心地に優れています。

    稲わらの層には、適度な空気があるので、建材床では感じられない、独特の踏み心地が特徴です。
    足裏にふんわりとした弾力が伝わってきます。

  • 藁床のデメリット

    • 近年の多くの住宅は、気密性の高く以前に比べ空気の循環が悪くなりました。このため、湿気がこもりがちになり、畳の放湿機能が働きにくくなっています。天然素材で作られた藁床は、放湿が出来ないと、カビが生え、ダニが発生しやすくなりますので、高気密の住宅にお住まいの方は、こまめな掃除やメンテナンスが必要となります。
    • 藁床は建材床に比べて価格が高くなります。
      しかし、耐久性に優れた藁床は、丁寧にメンテナンスをしてあげると、結果的に経済的な場合もあります。

「建材床」はコストを抑えられるのが最大のメリット

建材床
  • 藁床に比べて、価格が安いのが特徴です。

    細かな木材を圧縮したインシュレンボードと、ポリスチレンフォームを使った建材床は、何といっても価格が安く、軽量である事が特徴で、現在70~80%のシェアを占めています。

  • 藁床に比べて、ダニの発生率が低い。

    化学物質で作られていいるので、ダニなどの害虫が寄生しにくいと言えます。

  • 断熱効果が高い。

    芯に使われているスチレンフォームに断熱効果があります。

  • 建材床のデメリット

    • 一般的に使われているフォームは、耐久性に難があります。
      畳表を縫い付けた穴がふさがらない為、数年で新畳に入れ替える必要があります。
    • フォームは固い材質で作られているため、踏み心地が硬すぎると感じる方が多いでしょう。
    • 調湿効果が低いため、藁床ほどではないですがお手入れを怠ると、カビが生えやすくなります。

「藁サンド」は藁床に近い踏み心地が感じられます。

スタイロフォーム
  • 藁の間にフォームをサンドする畳床

    藁と藁の間に、ポリスチレンフォームを挟んでいるので、藁の感触を残しつつ、軽量で湿気にも強いという特徴があります。
    価格は藁床より安く、建材床より高いものがほとんどです。当店の一般畳の場合、中級以上のものならば、この畳床をお選び頂くこともできます。

畳選びの疑問、お悩みについて丁寧にお答えさせていただきます。

こちらに記載している内容は、あくまでも畳選びの参考にしていただくための目安です。
当店では、お客様それぞれの、環境、ご予算などを考慮し、最善の畳選びをお手伝いできるようアドバイスをさせて頂いております。 是非、お気軽にご相談ください。

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